コルィマ街道ツアー(車):マガダン‐ウスチネラ‐オイミャコン‐ヤクーツク(2432km)

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内容


コルィマ街道ツアー(車):マガダン‐ウスチネラ‐オイミャコン‐ヤクーツク(2432km)

1. テーマ

SIGHTSEEING & FIRST SIGHT

EHTNOS & LOCAL MINORITIES

NATURE & SNOW EMPIRE

ACTIVITIES ADVENTURES EXTREME

2. 地域、ツアールート

サハ共和国、マガダン州

ヤクーツク‐ハンドィガ‐オイミャコン‐ウスチネラ‐タラヤ‐マガダン

3. 設定期間

夏季:5月―9月(推定気温 +10°‐+18°)

冬季:12月―3月(推定気温 -25°‐-60°)

4. ツアータイプ

Comfortable extreme, Moderate

Winter adventure

Auto expedition

Daring & challenging

Wild life watching and trekking

5. 宿泊タイプ

ホテル、ホステル、ゲストハウス

6. 旅行日数

5-10日間

7. 人数

2-12人

8. 予約条件

旅行開始日の2ヶ月前

連邦道路M56「コルィマ街道」は、ヤクーツクとマガダンを結びます。全長2032 kmで、そのうち1197 kmはサハ共和国(ヤクーチア)、835kmはマガダン州にあたります。コルィマ街道は、世界一運転しにくい自動車道路トップ10に含まれています。街道沿いには、今は誰も住んでいない村が多いので、人口密度の極めて低い、無人地帯のような地域を通るユニークなツアーになります。また、寄り道をし(+ 400 km)、定住地の中で最も寒いとされるオイミャコン村とトムトール村を訪れることをお勧めいたします。

オホーツク海からヤクーチア中央部までのツアーは最近、人気が上昇しています。車でマガダンを出発し、寒極のオイミャコンを経由し、強制労働収容所を通り、ヤクーツクを目指します。車はこのツアー用に完備されたToyota Land Cruiser Prado、またはMitsubishi Delicaになります。

 

1日目:マガダン市内、歴史博物館

市内観光はナガエフ湾の展望台から始まります。 マガダンの建設は遠い1930年代にここからスタートしました。船に乗ってきた流刑者と民間人はこの辺りに上陸し、道路や町の建設と金、銀、錫の採掘を始めました。この地域の開発と、「骨街道」と呼ばれるコルィマ街道の建設はナガエフ湾周辺から始まりました。

市内観光の際、コルィマとチュコトカの探検の先駆者にちなんだ記念碑、ロシアで大人気の詩人、歌手、俳優のウラジミール・ヴィソツキーの記念碑、海の公園、マンモス像など、マガダンの主な名所をめぐります。

また、ポルトヴァヤ通り、レーニン通り、ガガーリン通り、カール・マルクス通り、プロレタルスカヤ通り、パルコヴァヤ通りなど、マガダンの中心部を回り、公園、大聖堂広場、ロシア正教の大聖堂、宇宙飛行士広場、レーニン像、「メモリーノット」記念碑、ベルジン像などの観光スポットをめぐります。 その後、中心部を離れ、「鹿」という彫刻と市内に入ったところにある「マガダン」記念塔に行きます。

1996年、クルタヤ丘の上には高さ15mのモニュメント「深痛のマスク」が建てられました(彫刻家E. ネイズベストヌィ)。 展望台からは、ナガエフ湾、ゲルトナー湾、マガダン市内の壮大な光景が展開されます。

次に、ゲルトナー湾に移動します。 この湾からは、サン・ブラザーズ島、未亡人島、コニ半島を眺められます。

 

2日目:マガダン ‐ タラヤ・サナトリウム(260 km)

朝早く出発し、マガダン‐ステコリニー村‐パラトカ村‐ヘタ鈴鉱山‐タラヤサナトリウムというルートを通ります。

 

ステコリニー村には、石細工で有名なウラジミール・ガートヴィクの工房があります。ロッククリスタル、メノウ、ジャスパー、玉髄などの作品はその美しさに驚きます。

次に、パラトカ村を訪れます。村名はユカギール語「Palya-Atkan」、つまり「岩の多い川」に由来します。パラトカ村には以前、3カ所の収容所が位置し、その内の1つは女性専用でした。近年、この村の様子が変わり、村民1人当たりの噴水の数でロシアの記録簿に登録されています。村の中心には、様々なインスタレーション、彫刻がおかれ、チューリップやカーネーションの形をした街灯が並び、噴水が多く、動物の彫刻で飾られた公園が子供たちの人気を集めています。中心部には、ロシア正教会があります。

マガダンから230 km離れたヘタ鈴鉱山は1938年に設立されました。 強制労働収容所になっていた鉱山の敷地内には長屋の跡が残り、窓に付けられたバー、ストーブ、調理器具、家庭用品などは散らばっています。 ガイドは、鉱山で強制労働をさせられた人々の生活ぶりについての話をします。収容所は1945年に閉鎖され、鉱山での作業がストップされました。作業現場を見ると、つるはしやスコップしかもっていなかった収容人の労働の大変さを痛感できます。

昼食はランチボックス。

夕方、タラヤ・サナトリウムに到着します。 サナトリウムはコルィマ山脈の北西部、海抜700mの斜面に位置しています。ケイ素を含む地元の温泉は多くの病気に対する治療効果が認められています。

タラヤ村で夕食、一泊(2人部屋)

3日目:タラヤ村‐ススマン村(480 km)

タラヤ・サナトリウムで朝食。北西に向かって、ススマン村を目指します。 この日、デビン村周辺のコルィマ川の橋を渡ります。この橋はマガダン州最大の橋として有名です。 ヤゴドノエ村に到着後、郷土史の研究家イヴァン・パニカロフ氏が創立した「コルィマの記憶」博物館を見学します。

ヤゴドノエ村または街道沿いのカフェで昼食。

昼食後、ススマン村へ向かいます。 この辺の街道は、森林の中に入ったり、高いペースに登ったり、 広い谷や狭い峡谷を走ったりしています。

ススマン村に到着後、選鉱工場のホテルでチェックインし、 ススマン村のカフェで夕食をします。

 

4日目:ススマン‐ウスチネラ(394 km)

早朝にススマン村から出発。この辺りはカフェがないため、昼食はランチボックスになります。次の場所を通ります:

‐コルィムスコ・インディギルスキーパス

‐鉱夫のゴーストタウン・カドィクチャン町。 1990年代に放棄さた町にストップし、写真撮影

‐ゴーストタウン・オゼルノエ村。この辺に収容所があったころ、オゼルノエ村には金の加工工場がありました。写真撮影

‐サハ共和国(ヤクーチア)とマガダン州の境界線

‐気象観測所と記念碑。ここで停止し、昼食(ランチボックス)

‐グラグ発電所の遺跡

‐道路工事をしている人たちの村、アルトィック

夜遅く、ウストネラ(サハ共和国)に到着し、夕食をとり、地元のホステルまたアパートで一泊します。

 

5日目:ウスチネラ‐トムトール/オイミャコン(435 km)

 

1. ウスチネラ(ホテル)からキュビュメ(カフェ付きのガソリンスタンド)まで240 km (60 km / h)

2. キュビュメ(カフェ付きのガソリンスタンド)からトムトール(ガソリンスタンド)まで150 km (50-60 km / h)

3. トムトール(ガソリンスタンド)からオイミャコン(ゲストハウス)まで41.2 km (40 km / h)

ウスチネラからキュビュメに向かう途中、ウオルチャンスキーパス(高さ1170、長さ10 km)とブリュンガンディンスキーパス(高さ1020 m)に停車します。パスからの眺めは息をのむほど美しいです。月明かりの景色も素晴らしいです。

キュビュメのカフェで昼食。

スンタール川、アガヤカン川、ティレック・ユリヤック川を渡るとき、古い木製の橋を見ることができます。

トムトール村には、夏季に利用される飛行場と気象観測所があります。

 

6日目:世界の定住地の中で最も寒い場所オイミャコン村

この一日は、世界一寒い場所オイミャコンで過ごし、地元の人々の生活に触れてみます。世界の定住地の最低気温-71.2°がここに登録されたことは広く知られています。このような信じられない寒さの中で人々は暮らし、農業を営んでいます。

村の散策は10時から始まります。まずは寒極の記念碑に向かい、そこでヤクートの寒さを支配するチスカーンと対面し、寒極の訪問証明書を受けます。

それからヤクート牛を飼う農場を訪れます。ヤクート牛は体が小さく、過酷な気候での生活に適応しているユニークな動物です。

昼食後、インディギルカ川での魚釣りを楽しみます。冬は伝統的な氷釣り、夏は岸からの釣りになります。カワヒメマスなど、釣れる魚の種類が多いです。地元の女性は、魚を焼いてくれるか、川と同じ名前の料理インディギルカ(さいの目に切って塩とこしょうで味付けした生の冷凍魚)を作ってくれます。

夕食後、ドームアルチ・ヤクート文化センターを訪問します。地元の人は清めの儀式を行い、ヤクートの輪踊りオスオハイを披露し、ホムース(口琴)を演奏してくれます。

 

7日目:オイミャコン‐ハンディガ514 km、12時間)

その日は、景色の素晴らしい場所を通ります。収容人たちに 建設された「骨街道」なベルホヤンスキー山脈を通過します。

200kmにわたって美しい山の風景が展開され、明るいうちにそれを楽しめます。山の高さは平均1300 mで、最高の山はムース・ハヤ山(海抜3000 m)です。トムポルクスキー・パス、収容所の犠牲者のメモリアルクロス、道路が極端に狭くなるブラック・クリップとウエロウ・クリップ、蛇紋岩の道、スウァロー・ネスト、東ハンドィガ気象観測所など、コルィマ街道の最も有名な場所を通ります。途中で停車し、写真撮影。この周辺は人が住まず、道路工事をしている業者の仮集落があるのみです。

チォプリー・クリューチ村で夕食。夕方にハンディガに到着します。トムポンスキー地区の中心地であるハンディガ村は、現在衰退していますが、ソビエト時代には、金や石炭が採掘される場所として栄えていました。当初、流刑者がここに一旦集められてから様々な収容所に分けられました。「骨街道」として知られる道路はここから始まり、マガダンに至ります。第二次世界大戦中、ハンディガ村から70 km離れたところに飛行場が建設され、アラスカから戦線に軍用機を移動させるために利用されました。

夕方、ハンディガ村に到着後、ホテルまたはゲストハウスにチェックイン。ホテルのキッチンで夕食(持参した食べ物)。


 

8日目:ハンディガ‐ヤクーツク(432km、10時間)


09時に出発。途中、道沿いのカフェに2回停止し、合計3時間の休息をとります。ハンディガ‐ヤクーツク間の道路周辺は、ヤクーチアで最も人口密度の高い地域です。 4つの地区を通過します。道路沿いには、ストーブ暖房の小さな木造家屋からなる伝統的なヤクート村を通ります。また、放し飼いしているユニークなヤクート馬も見られます。ヤクート馬は背が小柄で、毛が長く、-40°-50°の激しい寒さの中でも雪下から餌を掘り出すことができます。

タッチンスキー・ウルス(地区)はヤクート文化の発祥地と呼ばれています。時間があれば、ウルスに立ち寄り、チェルケへの野外博物館を見学します。博物館には、ヤクートの伝統的な住居、古い木造教会、鐘楼のある礼拝堂のオリジナルを見ることができます。

タッチンスキー・ウルス(地区)はヤクート文化の発祥地と呼ばれています。時間があれば、ウルスに立ち寄り、チェルケへの野外博物館を見学します。博物館には、ヤクートの伝統的な家屋、古い木造教会、鐘楼のある礼拝堂を見ることができます。

ヤクーツク市内に入り、レナ川を渡ります(冬は氷上で、夏はフェリーで)。氷上で渡る場合、途中で停車し、ヤクーツクのパノラマを背景に写真を撮ります。レナ川を渡り、交通と貿易の拠点であるニジニ・ベスティヤフ村を通ります。ヤクーチヤ南部のネリュングリ市に通じる道路と、ヤクーツクとマガダンを結ぶコルィマ街道がここで合流します。 鉄道駅は建設中です。

夕方にはヤクーツクに到着します。

 

9日目:ヤクーツク

ホテルで朝食。 自由行動。次のツアーをお勧めいたします:

市内観光、ヤクーチア宝庫博物館、「永久凍土の王国」、マンモス博物館、ホムース(口琴)博物館、ヤクートの伝統文化を紹介する「アトラーソフ屋敷」文化コンプレックス。

ヤクーツクはお客様を暖かくもてなし、最高に美味しい野生肉(鹿肉、子馬、馬肉)の料理と川魚(チール、ムクスン、ネリマなどのシロマス属)の料理をご馳走します。

 

10日目:ヤクーツク。ツアー終了

ホテルで朝食。 空港に移動。 ヤクーツクから出発。


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