内容
自然保護区・択捉島 |
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1. テーマ |
SIGHTSEEING & FIRST SIGHT NATURE CRUISES AND WATER TRIPS GASTRONOMY ACTIVITIES ADVENTURES EXTREME |
2. 地域、ツアールート |
ユジノサハリンスク‐コルサコフ‐択捉島 |
3. 設定期間 |
July – September |
4. ツアータイプ |
Moderate, trekking, hiking |
5. 宿泊タイプ |
ホテル、テント、船上 |
6. 旅行日数 |
10 |
7. 人数 |
制限なし |
8. 予約条件 |
旅行開始日の15日間前 |
クリール諸島(千島列島)はロシアで最もアクセスしにくい場所の一つです。ロシア極東、太平洋に位置するクリール諸島にたどり着くには、まず、時間とお金をかけてサハリンに移動し、それから船に乗って行かなければなりません。それでも行ってみようと思った旅行者の目の前には、火山や温泉、陸に打ち上げられた船、放棄された装甲車、低木や人間の身長と同じぐらい高い草など、本当に素晴らしい景色が展開されます。食事メニューはエビ、カニ、ホタテ、サーモン-など、新鮮な海産物がいっぱいで、地元のレシピに従って調理されます。しかし、これらの場所の主な富は、ツアー上で同行する人々です。では、出発しましょう!
1日目: ユジノサハリンスクの観光はサハリン州郷土博物館の見学から始まります。 博物館は1937年に建てられた樺太庁博物館の建物をそのまま利用しています。和式城郭風の建物はサハリンの歴史を象徴するもので、ユジノサハリンスク市の主な名所の一つになっています。館内のコレクションは、この地域の歴史、民族文化、および自然界を紹介し、ユニークな展示物が少なくありません。博物館は市民の間で人気が高く、噴水や桜で有名な近くの公園もこの街に住む人々を惹きつけています。 宝物殿(樺太神社の跡)と日本統治時代に創立されたガガーリン公園を見学。 · 昼食、コルサコフに移動します · お土産として「サハリンの魚」セットをお客様に渡します · 17:30にコルサコフ港へ出発します · 20:00に択捉島へ出発します(船舶Igor Farkhutdinov号)
2日目: 16:00に択捉島のクリーリスク市に到着します。 択捉島は、クリール諸島(千島列島)最大の島であり、サハリン州の一部であります。滝が多く、中にはロシアで最も高い滝の1つであるイリヤ・ムーロメツ滝が有名です。厳しい気候のため島の人口が少ないです。パールハーバーを攻撃した日本の空母中隊は1941年11月26日、この択捉島の港を出ました。 · キャンプ場(テント)に移動し、宿泊の準備、夕食 クリーリスク市の温泉へ出発
3日目:
バランスキー火山は、アクセスしやすく、そのふもとには、泥の噴火口、火山ガスの噴気孔、美しい緑色をしている強酸性のお湯の湖など、印象深い風景が展開されます。 ふもとから12km、高さ516 mのところには三角測量点と「トリノーガ」展望台があり、素晴らしいパノラマを一望できます。西にクリーリスキー湾、クリーリスク市、キト-ヴィ村、北にボグダン・フメリニツキー火山、東にプロストール湾、レイドボ村、ホワイトロックス、南にバランスキー火山(標高1132 km)の火山、テベンコバ火山、グロズヌイ火山、ヴォルチョク山が見えます。温泉が多く、沸騰水いっぱいの湖から熱い川が流れます。火山を下山後、景色の雄大な美しさを楽しみながら温泉につかることができます。 !!!注意事項:噴気孔地帯には泥の噴火口を踏む恐れがあります。また、湧き水の出るところには化学熱傷を負う恐れがあります。ご注意ください。
4日目: · 船着場へ移動。コンセルヴナヤ湾へ出発(ボートで40〜50分)。
オホーツク海のボートトリップ。海岸線の景色は多様性に富み、険しい崖から流れ落ちる滝、豊かな緑、岩にしがみつき今にも海に落ちそうな木、穏やかな湾など。友好的で好奇心の強いアザラシたちが旅行者を観察し、カモメたちが大きな声を上げながら飛び交っています。カモメの営巣地の近くにボートをつけて陸にあがります。次に、旧日本の村があるコンセルヴナヤ湾に向かいます。ここには、缶詰工場の設備の一部や建物の跡が残っています。そして、おそらく、この旅行で最も驚くべきことは、キツネの出現です。キツネは人間に対する警戒心より、何か美味しいものがもらえるかもしれない、物欲しさの方が強いようです。 · 海岸で昼食 · キャンプ場に戻ります · 温泉(ご希望の方)
5日目: · オストロフノイ自然保護区へ出発。阿登佐岳火山(あとさぬぶり)登山。 まず、キャンプ場からオセンナヤ湾に移動(車、2時間)。その後、ボートでオデッサ湾にある保護区監視所に向かいます(2時間)。 · 監視所で宿泊の準備を整えます · 火山周辺を散策します 阿登佐岳火山は海に遠く突き出て、細い地峡によって陸とつながっています。おかげでオデッサ湾が形成されました。世界で最も美しい活火山のひとつである阿登佐岳火山は高さは標高1.2 km以上で、ヴェスヴィオ山と同様の複合成層火山であります。最後の噴火は約200年前に登録されています。火山の景色は実に美しいものです。 · 昼食、夕食 6日目: · 阿登佐岳火山登山 地峡を通る道路を約1.5時間歩き、以前木材が運ばれた道を40分間歩き、固まった溶岩地帯にたどり着きます。それから、火山の山頂からふもとに通じる溶岩の峡谷(バランコ)を移動し、ソンマ(新しい噴火口を円弧状にとりまく古い火山体)に出ます。狭いバランコを通るルートは石崩れで中断されるところもあり、登るには4時間かかります。フラットなアトリオに出て、それを通過します。山頂の南部からはボグダン・フメリニツキー火山や隣の国後島のチャチャ火山など、素晴らしい眺めが展開されます。クレーターに下ります。クレーターの端からは海に流れた溶岩流が見えます。下山には約1.5時間かかります。 · 昼食、夕食
7日目: · 監視所を出発してオセンニャヤ湾へ(ボート、2時間) · カサトカ湾へ移動 · 湾の海岸沿い散策(歴史的な場所を見学) · 天気が良ければ、海水浴 · 昼食 · クイビシェフカ川へ移動 クイビシェフカ川は、択捉島の西海岸に位置しています。島最長のクイビシェフカ川はアクセスしやすく、フィッシングやラフティングに最適な川です。文明の影響を受けていない場所を約20km通ります。クイビシェフカ川は淵が多く、産卵地に向かう魚たちがそこに休んでいます。その様な場所こそ魚釣りの天国になっています。 · 多くの装甲車が放棄されている場所を見学 · 日本の墓地を訪問 · タンコヴォエ湖と旧アイヌ集落を見学 · キャンプ場に戻り、夕食
8日目: · ホワイトロックス、ソポチノエ湖、「乙女の三つ編み」滝(オフロード車、7〜8時間) オフロード車でホワイトロックスに沿って海岸を移動します。軽石の固まりになっているホワイトロックスは、高温のガス噴火の結果として形成されました。石器時代の人々は、ヴェスヴィオ山の噴火に匹敵できるその悲劇を目撃したかもしれません。あるいはその噴火の犠牲者になったかもしれません。ホワイトロックスを通り過ぎると、「乙女の三つ編み」滝の見事な景色が広がります。大量の水が流れ落ちる迫力の前には、巨人の国の小人のような気持ちになります。巨大な滝、巨大なフキ、サンザシの茂りに囲まれ、その神秘的な世界の虜になるに違いありません。 ソポチノエ湖に向かう途中、第二次世界大戦時の日本の飛行場を通過します。ここには真珠湾攻撃の準備がなされ、今でも滑走路が残っています。 · 昼食 · キャンプ場に戻り、夕食 9日目: · 出発の準備。 ご希望に応じて温泉。 · 18:00 港へ出発 · 20:00 コルサコフへ出発(船舶Igor Farkhutdinov号) |