コルィマ街道ツアー。マガダン ‐ ヘタ鉱山 ‐ ターラヤ・サナトリウム

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内容


コルィマ街道ツアー。マガダン ‐ ヘタ鉱山 ‐ ターラヤ・サナトリウム

1. テーマ

SIGHTSEEING & FIRST SIGHT

ACTIVITIES ADVENTURES EXTREME

NATURE & SNOW EMPIRE

GASTRONOMY

2. 地域、ツアールート

マガダン‐ターラヤ‐マガダン

3. 設定期間

年中

4. ツアータイプ

Comfortable extreme, Moderate

Winter adventure

Auto expedition

Wild life watching and trekking

5. 宿泊タイプ

ホテル、ホステル

6. 旅行日数

3-4日間

7. 人数

4-12人

8. 予約条件

旅行開始日の1週間前

「マガダン」、「コルィマ」という言葉をきくと、殆どの人はまず、ソビエト連邦での強制収容所、抑圧、無数の犠牲者をもたらしたGULAG(強制労働収容所・矯正収容所の管理部門)の恐ろしさを思い出します。 2-3日間のコルィマ街道ツアーはかつての収容所と大規模な抑圧に関連するメモリアルスポットを訪問するツアーになっています。

 

1日目:マガダン市内

市内観光はナガエフ湾の展望台から始まります。 マガダンの建設は遠い1930年代にここからスタートしました。船に乗ってきた流刑者と民間人はこの辺りに上陸し、道路や町の建設と金、銀、錫の採掘を始めました。この地域の開発と、「骨街道」と呼ばれるコルィマ街道の建設はナガエフ湾周辺から始まりました。

市内観光の際、コルィマとチュコトカの探検の先駆者にちなんだ記念碑、ロシアで大人気の詩人、歌手、俳優のウラジミール・ヴィソツキーの記念碑、海の公園、マンモス像など、マガダンの主な名所をめぐります。

また、ポルトヴァヤ通り、レーニン通り、ガガーリン通り、カール・マルクス通り、プロレタルスカヤ通り、パルコヴァヤ通りなど、マガダンの中心部を回り、公園、大聖堂広場、ロシア正教の大聖堂、宇宙飛行士広場、レーニン像、「メモリーノット」記念碑、ベルジン像などの観光スポットをめぐります。 その後、中心部を離れ、「鹿」という彫刻と市内に入ったところにある「マガダン」記念塔に行きます。

1996年、クルタヤ丘の上には高さ15mのモニュメント「深痛のマスク」が建てられました(彫刻家E. ネイズベストヌィ)。 展望台からは、ナガエフ湾、ゲルトナー湾、マガダン市内の壮大な光景が展開されます。

次に、ゲルトナー湾に移動します。 この湾からは、サン・ブラザーズ島、未亡人島、コニ半島を眺められます。

オルスカヤ道路、ニュクリャ岬、オラ村ツアー

オラ村はオホーツク海沿岸で最も古い集落の一つです。オラ村に向かう途中、展望台にとまりオホーツク海の美しい景色を楽しみます。ニュクリャ岬は海に遠く突き出ていて、その形が眠っているドラゴンに似ています。そのため岬には「眠れるドラゴン」という別名が付けられました。そしてどういうわけか、「眠れぬ美女」という名もこの岬にあります。ニュクリャ岬の全景は、マガダ​​ン州の象徴になっています。干潮になれば、海岸沿いを歩き、海鳥の群集を観察し、険しい岩の美しさを楽しむことができます。

ニュクリャ川のほとりには小さな礼拝堂があり、その近くに 最初のコルィマ遠征の50周年(1978年7月4日)にちなんで記念碑がたてられました。 ここは毎年、北部先住民族の伝統を紹介するイベントが開催されます。 オルスカヤ・ラグーンと呼ばれる浅い湾の海岸で132種の鳥が記録されています。 この周辺は、鳥の東北極圏移動ルートの重要なポイントの1つで、野生カモとチドリの多くはそのルートを通っています。

2日目:コルィマ街道。 マガダン ‐ ヘタ鈴鉱山 ‐ タラヤ・サナトリウム(260 km)

朝早く出発し、マガダン‐ステコリニー村‐パラトカ村‐ヘタ鈴鉱山‐タラヤサナトリウムというルートを通ります。

ステコリニー村には、石細工で有名なウラジミール・ガートヴィクの工房があります。ロッククリスタル、メノウ、ジャスパー、玉髄などの作品はその美しさに驚きます。

次に、パラトカ村を訪れます。村名はユカギール語「Palya-Atkan」、つまり「岩の多い川」に由来します。パラトカ村には以前、3カ所の収容所が位置し、その内の1つは女性専用でした。近年、この村の様子が変わり、村民1人当たりの噴水の数でロシアの記録簿に登録されています。村の中心には、様々なインスタレーション、彫刻がおかれ、チューリップやカーネーションの形をした街灯が並び、噴水が多く、動物の彫刻で飾られた公園が子供たちの人気を集めています。中心部には、ロシア正教会があります。

マガダンから230 km離れたヘタ鈴鉱山は1938年に設立されました。 強制労働収容所になっていた鉱山の敷地内には長屋の跡が残り、窓に付けられたバー、ストーブ、調理器具、家庭用品などは散らばっています。 ガイドは、鉱山で強制労働をさせられた人々の生活ぶりについての話をします。収容所は1945年に閉鎖され、鉱山での作業がストップされました。作業現場を見ると、つるはしやスコップしかもっていなかった収容人の労働の大変さを痛感できます。

夕方、タラヤ・サナトリウムに到着します。 サナトリウムはコルィマ山脈の北西部、海抜700mの斜面に位置し、ロシアでは唯一の亜寒帯の永久凍土地帯のリゾートです。

ケイ素を含む地元の温泉は多くの病気に対する治療効果が認められています。窒素とケイ酸を含むアルカリ性の温泉は18世紀に発見されて以来、様々な病を治せる場所として有名になりました。近くのスチューチエ湖とナルィムノエ湖では腐泥(サプロペル)がとれ、筋骨格系の病気などの治療に利用されます。ここの美しい景色、静けさ、新鮮な空気は、人を穏やかにし、神経を整え、気持ちを落ち着かせる働きがあります。近くの「恋の山」という丘は散歩に最高です。また、かなりの深さが特徴のガリトゥール湖など、サナトリウム周辺にある湖への旅も楽しめます。

3日目:タラヤ・サナトリウム‐マガダン

タラヤで一泊、朝食、昼食。

午前中は、ガリトゥール湖へのツアーを行います。タラヤ村から5 km離れたガリトゥール湖はチャロデイ山のふもとに位置しています。 湖は細長く、その深さは約700mに達します。 この湖に関連する神話や伝説が数多く伝えられています。予約を入れ、腐泥セラピーまたは温泉セラピーを受けることが可能です。

夕方にはマガダン市に戻ります。

 


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