ビキン川のウデゲ伝説

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内容


ビキン川のウデゲ伝説

1. テーマ

SIGHTSEEING & FIRST SIGHT

ETHNOS, NATURE, CULTURE

NATURE & WILDLIFE

CRUISES & WATER TRIP

2. 地域、ツアールート

ハバロフスク市、クラスニー・ヤール村、ビキン川

3. 設定期間

5月―9月

4. ツアータイプ

Moderate

Soft adventure

Auto-expedition

Water trip

5. 宿泊タイプ

Homestay, hostel, guest house

6. 旅行日数

2-3日間

7. 人数

20人まで

8. 予約条件

旅行開始日の3-5週間前

ウデゲ族の歴史は古代にさかのぼります。かつてウデゲ族の土地は、女真の金王朝の一部でした。当時のウデゲ族の祖先は、現在のウラジオストクからハバロフスクまでの広い地域に暮らしていました。しかし、約700年前、モンゴル軍がその辺に侵入し、モンゴル人から身を隠そうとしたウデゲ族は、祖父がそうであったように、遊牧をし始めました。ウデゲ人は魚釣りや狩猟をし、魚や動物の多いところを見つけると、そこにしばらく生活しました。

ウデゲ人は優れたハンターで、森林の動物のことならウデゲほど詳しい人はいないでしょう。ウデゲ人の生活のすべてが狩猟と切れない関係にあります。

ウデゲ人はアニミズムを信奉し、人、鳥、動物、蛇、虫、植物など、自然のすべてに魂が宿っていると信じていました。

ウデゲ人のクマとトラに対する尊重が極めて深いもので、動物を敬う儀式がたくさんあります。ウデゲの人々は、先祖が森林の動物であったことを心から信じ、守ってもらえて、助けてもらえるためにトーテムを崇拝しました。 人間がクマから生まれた伝説が特に多いです。 ウデゲ人によると、先祖であるクマの魂を招いて一時を共に過ごすのは大事なことです。クマを殺し、その肉を食べる儀式の意味はそこにあります。

ウデゲ族はトラ(「クティ・マファ」)を大いに尊敬していました。トラは名誉ある親戚、異なる種類の「人」と見なされたため、トラを殺してその肉を食べることは禁止されていました。ただし、トラが猟師を襲い、殺さざるを得ない場合は罪になりませんでした。仕方なくトラを殺したら、人間と同じような葬儀を行い、「立ち入り禁止」の標識として墓の両側に削りくずで飾られた棒を2本立てました。トラが人の言葉を理解できるため、トラの話をすることさえ禁じられていました。トラが人間より力強く頭もいいことをウデゲ人が認めていました。そのため、トラを神格に昇格させ、祈りを捧げ、狩猟の幸運などを頼みました。

シャーマンは、人々と自然、そして先祖の世界の間を取り持っていました。シャーマンになるには催眠術の能力が必要でした。シャーマンの技術とその座は代々受け継がれました。

ウデゲの文化は豊かで、歴史的物語、伝説、神話、そして素晴らしい作品を生み出す装飾芸術などがあります。家庭用品、道具、祭具は、美しい模様で飾られました。 女性は布や魚皮、動物皮に刺繍をし、白樺の樹皮にエンボス手法で模様を施しました。木材、骨、金属など硬い材料の加工をするのは男性の役目でした。男性はトラ、犬、人、鳥などの儀式用彫刻を彫り、日常生活で使われるまな板、テーブル、作業用道具などに木彫り模様を施しました。

現在、ウデゲ族の一番多いところはハバロフスクから200 km、ビキン川のほとりにあるクラスニー・ヤール村です。 2〜3日間のツアープログラムは次の通りになります:

‐ウデゲ族の文化を紹介する民族文化センターを訪問、刺繍、白樺の樹皮製品作り、木彫りなどのワークショップ

‐民族歌と踊りのコンサート、シャーマンの儀式実演

‐地元の小学校訪問、学校博物館の見学

‐ウデゲ人の家庭訪問

‐森林散策。地元住民は森林の中で迷わない技術、野生動物の足跡の区別方法など、興味深い話をたくさんしてくれます。そして季節によっては、キノコ狩り、ベリーや松ぼっくり、ワラビの採取を体験できます

‐ボートに乗り、魚釣り体験。猟師の仮小屋で一泊

‐民族料理作り、試食

 

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